高校受験は計画を立てて着実に進め

受験勉強に先立って、まず考えることはなにか、それはこの1年間の勉強の計画を立てることです。

それには4月のはじめがチャンスなのです。
やがて1年後にやってくる高校入試を突破するために、計画的な勉強をいまから一歩、一歩進めていくのが、いちばん近道です。

ところで年間の勉強の計画を立てるときは、つぎの2つの点を考えると良いでしょう。

①あまり欲ばった計画を立てない
受験勉強だからといって、特別に欲ばった計画を立てる勉強の能率を上げようとしても、とても実行できるものではありません。勉強の能率は、時間の長さに比例するものではないのです。

勉強のやりかたがへたなために、時間をかけても能率が上がらずに十分な成績が発揮できずに終わるケースが多いのです。
ですから、いままでの勉強の習慣にたって、大まかな計画をたてることです。効果的な勉強の計画は、自分の学力と性格とを考えに入れて実行ができるものをつくるようにしてほしいと思います。
勉強する上で、ムダな時間と考えられる家のお手伝いなども計画にあるとよいでしょう。勉強だ勉強だといって、家の仕事も何もやらないで受験勉強にのみ集中するようなやりかたはよくないのです。生活の中に勉強が習慣として入っていることが、大切なのです。

②定期テストなどが学校行事にあてはめた計画を立てる

定期テストは、学期ごとに中間と期末に行われることに決まっています。ですから、その時期の2週間前は受験中心の勉強を中断し、授業の復習を、集中的に行い、よい成績を上げるようにすることが大切です。最近は内申書が入試の点数と同じ程度重要視されているところが多いからです。
つぎに勉強の能率を上げるためには、1年間を4つにわけ、その機関ごとに受験勉強をだんだんに深めていくような計画を立てるのが、最もよい方法なのです。

たとえば、つぎのように考えるとよいでしょう。

①4月→7月 基礎学力の充実
1年と2年の教科書を復習しながら要点を整理し、基礎的な練習問題をやる。
②8月 不得意科目の征服
不得意な科目、たとえば、数学、英語、理科を最初から徹底的にやりなおす。
また3年の1学期の要点の整理、あるいは読解力を養うために、おもな古典や新しい文学作品を読書することによって、判断力や思考力をつける訓練にはまたとないチャンスです。
③9月→12月 実力の養成
1年と2年の基礎的な練習問題や業者主催の実力テストに参加した結果を利用し、自分の誤りやすい点や不明の箇所を教科書と問題集で念入りに整理する。さらに都道府県における過去3年間の入試問題の傾向を調べてみよう。
④1月→2月 最後の総まとめ
各科目にわたり1年から3年までの創復習と重要事項の暗記、また科目の内容について重点的に検討する。
さてこのように、1年間の計画ができあがったら、今度はこれを期間ごとに、1ヶ月→1週間→1日とだんだんに計画をこまかくした時間割をつくるようにするのです。

計画ができあがったならば、家族のひとびとにも知らせておくようにしましょう。